初日2日目に行われるドリーム戦、千成賞と関白賞。
この2つのドリーム戦出場選手の解説をボートレース住之江YouTubeライブ配信でおなじみの野添貴裕氏に元選手ならではの鋭い視点から解説していただきました!

1号艇は言わずと知れた絶対王者松井繁選手。
住之江でやることに関しては松井さんの指定席。 近況は3/31GⅠ下関。昨年はフライング2本と苦しみましたが、徐々にリズムが直ってきて、 これを勝てばステップアップするのかなと思ったとこでしたが、惜しかったです。 僕がデビューした頃から背中を追っかけてた人なんで、全くブレてないと思います。 年末に向けて一走一走やるだけ。
イン速攻でやってくると思いますよ!

2号艇は3月の大村第57回ボートレースクラシックで女子初のSG優勝で話題をかっさらった遠藤エミ選手。
女子選手だけど、男子選手みたいなレースをする選手で、荒さもあるけど破壊力もある。 プロペラにしても妥協もないし、よくガンガン叩いてる姿をレース場で見ました。 遠藤選手の2号艇は正直いうと持ち味は半減するんじゃないかな?
センター枠から外にいたほうが怖いのは違いない選手です。

3号艇菊地孝平選手。
今年入ってから1月のGⅠの大村6号艇から3着、3月の唐津のGIでは優勝です。 毎年コンスタントに活躍して、賞金積み重ねてGPを目指している選手。今年も順調ですね。 菊地選手といえばスタート力ですが、これは天性の勘ですね。言い当てる誤差がいつも01くらいだから本当にすごい。
3号艇の菊地選手は1号艇の選手からすると外を止めてくれるっていう安心感はありますよね。

4号艇は太田和美選手です。
デビューの頃からそうですが淡々と変わりないです。 特に年齢重ねるごとに自分の立ち位置とか、自分のリズムとかに逆らわずレースするスタイルに変えてから、全然変わってないです。 4コースということでやはり脅威になると思います。菊地選手が隣にいることで、展開も多少できるでしょうしいいですね。 年齢を重ねて、僕たち一番年下の世代でさえも50歳。誰かが活躍すると刺激になります。級別関係なくまだまだ頑張ってほしいなと思いますね。

5号艇は秦英悟選手。
もともとレースは上手く、最近かなり名前が売れてきた秦選手。 この世界は勝つきっかけが大事なんです。 2、3年前ぐらいから自分のパターンっていうのを身に付けてきて、記念でも戦える力もついて、去年爆発した感じですね。 現在36歳で一番脂が乗ってる年代。真面目にコツコツ努力を積み重ねた結果が出てきましたね。 先輩の石野選手の背中を見て成長し、同じ大舞台でいろんなことを吸収して、今の秦選手があるんじゃないですかね。

6号艇は篠崎元志選手。最強ブラザーズの兄貴です。
現在10節中6節で優出中。2月唐津の一般戦、3月児島の一般戦で優勝。 腕は持ってますので、秦選手や太田選手がまくってくれたら展開を突けると思います。 デビューしたての頃に唐津で一緒で派手さはないけどレースが上手い選手だなという印象でした。 厳しいところでも差すとこはしっかり差す、派手なツケマイや強烈なまくりはないけど、しっかりレースする。
デビューしたての山崎智也元選手に似てるかな?