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  • 2018 SG Winners Road 駆け上がれ、頂点のステージへ
ボートレースの最高グレードはSGレースであり、全国のレース場で行われる。出場するレーサーたちは優勝を、さらにその先の最高峰レース「グランプリ」の出場を目指す。 どのレースも熱い戦いが展開され、最高グレードレースにふさわしい盛り上がりをみせた。この道は限界を超え勝ち抜き、頂点のステージに駆け上がってきたレーサーたちのSGウィナーズロード。

40歳を超えてからのSGV2

誰もが注目したピット離れだったが、守田俊介がマイペースのイン取りに成功。スタートはコンマ07とスタート巧者の真骨頂をいかんなく発揮し、33号機の超抜パワーで見事押し切った。
SGは15年浜名湖ダービー以来2勝目。「まさか、僕が40歳を超えてから、SGを2回も取れるとは思わなかった。」と感慨深げな表情を浮かべながら語った。
これで、2年ぶりのグランプリ出場は当確。「前回は消化不良のまま終わってしまった。今度は精神的に違う形で行けると思う。」と、トライアル2ndで敗退となった前回のリベンジに遅咲きの天才肌は燃えている。

一歩づつ目標を超え、史上初、ナイターSG4冠

まったく隙のない、圧倒的な強さで史上16回目のSG連続Vを達成した。台風での中止順延など序盤をかく乱した風は収まり、2走目からつかんだ流れを一度も離さず7連勝で頂点まで駆け上がった。
インからコンマ11のスタート。先マイを決めるとバックで他艇を突き放し、決着をつけた。
「去年、夏場に苦しんだので、それが今年に生きてます。」反省を忘れず、課題を着実に埋めたことが実を結んだ。
これで史上初のナイターSG4冠となった。「昼間のSGも獲りたい。」と笑いながら語った夜の王者は「これからも目の前のことを一走一走」と気を引き締める。獲得賞金は1億円を突破し、グランプリ制覇の瞬間は刻一刻と迫っている。

今年こそ、自分を超えて頂点をつかむ

これで、3回目のSG制覇となった毒島。13年9月のメモリアル、昨年11月のチャレンジカップ、今回のオーシャンカップと3回全てがナイターSG。「夜の男なんでしょうね。最近は朝型なんですけれど。」とユーモアを交えて、喜びを語った。
好ピット離れはインを奪取する勢いだったが、2コースからコンマ13の全速スタート。迷うことなく握って1コースの丸岡をねじ伏せた。2マークを回って独走に入ると、力強いガッツポーズでゴールに飛び込んだ。
これで2年連続グランプリの出場は決定的となった。これまで15年の準Vが最高成績だが、整備力・勝負強さを兼ね備えた今なら、頂点も届くところにある。下半期のSG戦線でも力強い走りを見せてくれるだろう。

地元SG、声援が力に、自分を超えた完璧な圧勝

空にいる勝利の女神様に感謝して、ゴール後はやっと終わったなと思って。泣いちゃいますよ。我慢できなかった。悔し涙はあるけど、嬉し涙は初めて。本当に声援で感動をもらった。」64年ぶりの歴史的な地元SG開催で、これ以上ない結果を出した白井は涙をこらえることができなかった。
まさに「圧勝」だった。インからコンマ07のトップスタートを決め、1マークをしっかりと先マイ。バックで早くも後続を突き離し、1着を確定させた。3年10ヶ月ぶり2度目のSG制覇を果たし、賞金ランクも首位浮上となった。3年連続6度目の挑戦となる年末の1億円バトルへむけてホワイトシャークがさらに牙を研いでいく。

やっと乗り越え、手にした栄冠 再びあの頂点へ

楽な進入だったが、ピンチはいきなり訪れた。「Sは全力で行きたいと思っていたのに、少し早いと思って放ってしまった。」と全速ではないコンマ17の4番手スタート。しかし、迫力のターンで差しを許さなかった。バックで先頭に躍り出ると、「頭の中は真っ白で、何も覚えていない。」と無我夢中で3周し、Vゲートを通過した。
2010年のグランプリ以来、7年5ヶ月ぶり2度目のSG優勝となった。最近2年間はほぼ結果が出ず苦しみ続けたが、ようやく栄冠を手にした。これで、3年ぶりのグランプリ出場はほぼ当確。「僕は水面でみせるしかない。これからも勉強しながら自分を少しでも上向かせたい。」と寡黙な男が一段と輝き始めた瞬間だった。

5年半ぶりのSG制覇、だが、もっと上しか見ていない

12年の尼崎オーシャンカップ以来約5年半ぶり、6個目のSGタイトルを手にした井口。表彰セレモニーの檀上に上がると目にはうっすらと涙が浮かんだ。「素直にうれしい。久しぶりに興奮を味わえた。この光景は本当に久しぶり。感謝している。」豪快にまくった。進入は枠なりの3対3.。井口は2コースからコンマ12のトップスタート。慎重に回るイン白井をツケマイで仕留めた。昨年のグランプリでは、賞金ランク6位でトライアル2ndから出場して準V。「今年もベスト6しか考えていない。そこに入らないと意味がない。」とさらに闘志を高ぶらせている。08年大会以来、2度目のグランプリ制覇へ。井口は今後も貪欲に勝利を狙っていく。