第56回全大阪王将戦 準々優勝戦|デイ開催
2018年1月2(火)・3(水)・4(木)・5(金)・6(土)・7(日) 開門時刻10:00

2018年新春!絶好調レーサーは誰だ!?

王者松井の貫禄Vか、それとも…

18年新春レース一発目を飾るべく地元レーサーが一堂に会する全大阪王将戦が開幕。今年もボート界を牽引する“絶対王者”松井繁石野貴之田中信一郎を始め太田和美湯川浩司丸岡正典とSG覇者が集結するシリーズは他場では決してマネできないハイレベルな争いが堪能できる。関西県外のレーサーが「層が厚くてレベルが高い。あまり走りたくない」と話すぐらいだ。今年の正月レースは2(火)~8(祝・月)までのロング開催となっている。それだけでも珍しいのだが、初日、2日目の12Rでドリーム戦が行われる。今では主流となったダブルドリーム戦がオール大阪で初。また、準々優勝戦(以下、準々王将位戦)を採用。予選4日間行い24名がクリア→5日目9R~12Rで準々王将位戦→6日目11、12R準王将位戦で各レース3名が勝ち残り、最終日12R王将位決定戦が行われる。いつもより舟券の楽しみがふえ、選手たちも次のステージに進出するためには3着までが必要で熱いレース展開になりそうだ。
  ロングシリーズとなっても優勝候補は上記の選手に限られてくるだろう。その中でも松井繁を一番手に挙げる。12年連続でグランプリ出場を決め、現役最多となる22回出場の大記録を立てている。それだけでも功績は十分なのだが、ここ10年間のオール大阪の戦歴は王将戦V3、ラピートカップV6、摂河泉V1の合計10と年1回は優勝している計算になり圧倒的な強さを見せつけている。まさに、これぞ王者の貫禄。百戦錬磨のハンドルさばきで年始から最高の笑顔を弾かせる。
石野貴之はここ2年間で最高峰のSGレースをV4(16年7月オーシャンカップ、11月チャレンジカップ、17年5月オールスター、6月グランドチャンピオン)の固め打ちでグランプリも3年連続で2ndステージからの参戦と充実している。彼の持ち味はコースを問わない攻撃力、展開を読む力にハンドルスピードのケタも違う。王将戦は13年、14年と連覇の経験があり、4年ぶりの新春Ⅴへ気合が入る。2年ぶりにグランプリの出場を決めた田中信一郎もV候補のひとり。オール地元勢なので実績はあるのはもちろんだが、彼はまた別格だ。なぜなら、SGV5のうち4回(グランプリ3回、グランプリシリーズ1回)、GI15回中8回も挙げている。まさに“ミスター住之江”は勝ち方を知っている。
18年1月からの級別がまさかのA2級となってしまった太田和美。前期はF2の影響でA1級の必要条件の90走に足りず21年続いたA1クラスの座を降りることになってしまったが、実績は言うまでもない。17年の不振をかっ飛ばしてもらいたい。
湯川浩司丸岡正典の銀河系コンビも期待がかかる。湯川はオール大阪3タイトル完全制覇しているが、丸岡は無冠。SGダービーを2度も制していてもⅤに届いていない。それだけ難しいことだが、周囲の期待はやはり「大阪№1」の称号だ。今度こその想いを胸に勝負する。
17年正月Ⅴを飾ったのは濱崎誠。「夢のよう」と喜びを表していたが、それもそうだ。07年以降は松井、田中、太田、湯川、石野しか優勝しておらず、それ以外のレーサーが勝つことは難しいと思われたが、それを見事に破ってくれた。今回は前年覇者の立場となるが、前回同様にグランプリファイナル出場のエンジンを引き当てれば、チャンスは十分にある。
17年活躍したヤング勢たちにも注目どころ。まずは木下翔太。2月GI近畿地区選手権で優出4着、6月地元周年は準優勝とすると9月GIヤングダービーも優出4着の活躍で新勝率は7点オーバーのキャリアハイ。オール大阪は16年正月戦に優出と結果も残しており、決してチャンスが少ないわけではない。山崎郡も注目を集める。2月多摩川でデビュー初Ⅴを決めると10月GI桐生では記念初優出と内容のある1年だった。3期連続でA1級キープと安定感も出てきた。17年8月摂河泉でベスト6メンバーに残っており、あの雰囲気は知っている。
他には経験値が豊富な吉永則雄渡辺雄一郎西村拓也秦英悟もオール大阪の優出歴があり大きな夢「大阪統一」を目論む。

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出場予定選手の成績と年別勝率バイオリズム

登番/選手名

田中信一郎

A1 3415
勝率2連対率3連対率
6.7955.862.3
2017年度成績
準優出
回数
優出
回数
優勝
回数
SG GⅠ GⅢ 一般
5 4 0 1 1 2

2018年新春!絶好調レーサーは誰だ!?

17年王将戦を制したのは伏兵の濱崎誠。

「モーターのおかげ」と話す通り、松井の差しを振り切っての栄冠であった。そのモーターは16年SGグランプリで桐生順平が使用し、ファイナリスト6名に勝ち残った極上機だ。どのモーターを引き当てるかが大きな要因のひとつになることは間違いなく、伏兵人に手に渡れば舟券的に楽しみが持てる。

12号機

住之江の現エース機で必ず押さえておきたい。
言うまでもなく全体に仕上がっており、特に11月トランスワード杯の野中一平、GSS競走の山口裕二の動きには惚れた。
11月GOLDCUPの4日目に新ペラに交換となったが、変わらずのパワーを見せている。

10号機

12号機と強パワーを争う一機。
優勝はゼロだが、6月GI太閤賞は木下翔太が準優勝、9月GI高松宮記念は川北浩貴が優出4着と大舞台で大活躍。
それを含め優出6回と2連対率は上位。11月GSS競走の原田秀弥は力感たっぷりだった。どの足も良く3拍子揃っている。

8号機

トップグループの中のひとつで最多7優出を数える。
優勝は3月の初おろしシリーズの興津藍だけだが、その後もしっかりと結果を残している。
行き足からスリット近辺の足が良く、11月GOLDCUPでは渋谷明憲が優勝戦で追い上げ3着と回り足にも力強さが出た。

15号機

優出は2回だけだが、乗り手を選ばず11月GSS競走は若手の飯田庄吾が準優入り。
その準優は12号機を駆る山口が「伸びてた」と舌を巻く程だ。
調整ゾーンを外さず合わせることができたならトップモーターにもヒケを取らない争いができるはず。

39号機

6月B1級の中田達也がデビュー初Ⅴ、7月もB1級の庄司樹良々が優勝を飾り、2節連続でB級レーサーの活躍が大きく光った。
その後は少し目立った動きはなかったが、11月山崎哲司が準優勝と全体的に力強さがあった。
あのころのたくましい感じが戻っている。

76号機

グランプリ出場圏外モーターだが、秋口から11月末までに7節消化し、3優出と近況の動きがいい。
10月住之江選手権は熊谷直樹が使用し「40%の人と変わりない」と。
数字以上のパワーがありそうで覚えていても損はないかもしれない。